真夏でも涼しい低山vol.2 三峰山
お盆過ぎても暑い!家にいる間中、エアコンを切る間がありません。
ということで、関西の山で涼を求める第2弾!奈良県•三重県境の三峰山(1,235m)です。
1.行 程
<日帰り>2018年8月26日(日) 3時間50分(休憩除く)
みつえ青少年旅行村駐車場 7:30 → 9:00 三畝峠 → 9:10 三峰山 → 9:20 八丁平(ブランチ)10:40 → 10:47 三畝峠 → 11:15 新道峠 → 12:15 キャンプ場 → 12:20 駐車場 ||
2.体力・技術の目安
★★☆☆☆
3.主な装備
ザック:コロンビア20L、マムート20L
靴:スポルティバ トランゴ TRK
その他:ケトル /コーヒーミル /ジェットボイル / テーブル・イス/ デジカメ(オリンパス TG-5)
4.山旅の記録です
300名山の三峰山、この度初めてお邪魔しました。
結論から言うと、
トレイルが気持ちいい!眺望もいい!そして涼しい!!
我ながらグッドチョイスでした。
薊岳に行くつもりだったけど、家を出るのが少し遅くなったので、もうちょっと気軽に登れる山にしようと、急遽こちらに。
家から2時間半ほどでみつえ青少年旅行村の駐車場に到着、駐車場の標高は550mとそこそこあるおかげで、気温は23.2℃。
7:30さっそく登山開始です。
少し歩くと、登山口があるので、左に曲がります。
登り尾登山口
こういう日帰り低山にはコレ!
スポルティバのトランゴTRKです。
僕にとっては、相性が一番いい登山靴。靴の中で足の指が小さくグッパーできるくらいの余裕があります。にもかかわらず、左右にブレず、下りでも指先に負担がかからないのです。
思うに、靴は足型と靴下とインソールの三点を合わせる必要があります。この靴は靴下も選びません。
ちなみに、インソールはスーパーフィートの黒(一番アーチの低いタイプ)を使っています。
ソールはビブラムで、まずまずのグリップ力。手を使う岩場さえなければ、ほぼどこでもいけます。ただし、背負うザックは40Lまでが無難。
樹林帯では少し湿度が上がって蒸し蒸し感じますが、不快なほどではありません。
二人で涼しいね〜と言いながら機嫌よく歩みを進めます。
土と石と木の根が、なんというか、登山道らしいバランスです。
ただし、先週の台風の影響でしょうか、青い葉っぱのついた枝があちこちに散乱していて、緑の香り(草の匂い)が漂っていました。
三峰山にはなんども登っているという三重県の方曰く、この山は三重県からも奈良県からも登りやすく、しかも夏は涼しいとのこと。まったくの同感です。山頂は狭いから、少し下った八丁平で休憩すると良いとのこと。ハイ、承知しました。
9時ちょうどに三畝峠着、ここからはなだらかなトレイルになります。
林間をハイクする感じで、とても気持ちのいいコース。まさしくマイナスイオンのシャワー!
峠から歩いて10分ほどで山頂です。
見晴らしが抜群!
右手の山は倶留尊山、その左下は曽爾高原。
左に見えるのはみつえ高原牧場とのこと。Geographicaは位置関係の把握に使ってます。
山頂もそこそこ広いと感じたんですが、助言のとおり、とりあえず八丁平をめざして下ります。
樹林帯を抜けると、視界がパッと開けて、なんとまぁ!気持ちのいい高原に出ました。
なるほど、確かにここは広くてのびのびできる!
ここはあまり日陰がないんだけど、不思議なくらい、直射日光に暑さを感じない。気温23度。
タープ持ってきて昼寝したい!空気が爽やか!
さっそく、めちゃくちゃ早いですがお昼です!というかブランチ?
テーブルとイスをゴソゴソ取り出して居場所づくり。お湯はジェットボイルであっという間に湧きます。
このカレーメシは最近のお気に入りで、お昼にあまり時間をかけたくない時にはコレ。ささっとできます。
そしてカレーメシの後はコーヒーブレイク。
ケトルで再びお湯を沸かし、コーヒー豆をゴリゴリ挽いて、贅沢なひととき。
この豆はアイスコーヒー用なので、結構濃いめに出ます。相当深煎りなんでしょうね。
1時間半ほどここで過ごして、10:40惜しみつつも八丁平を後にします。
(17:00から大阪でコンサートがあったもので...)
新道峠をめざします。この道もずっと歩きやすいトレイルですが、やはり台風の爪痕が随所に。
結構大きな木もザクっと折れていたり、根こそぎ倒されたり。あーこわ。
新道峠(11:15)から30分ほど下ると、舗装路に出ました。
ここからまだしばらく歩くけど、舗装路に出ると、トレッキングも終わってしまったように感じました。ひたすら下ります。
気温はどんどん上がって、キャンプ場に着くと32℃に。
すっかり真夏の世界に戻ってしまいました。
それにしても、歩きやすくて涼しくていい山。
今度は冬に来たいな。