関西発!週末登山はどこ行こう

日常にはない風景と感動を求めて

山の魅力を発信中!〜関西の低山から日本アルプスまで〜

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これは、関西の低山から日本アルプスまで、さまざまな山登りに挑戦した記録をご紹介するブログです。

 

山に登り始めて約20年の私、高いところが苦手な半端モノ。基本的には手を使わずに足だけで登れる山を中心に歩いてきました。

 

山登りのスタイルは、普段はホームの六甲山周辺を歩き、たまに飛び出して関西の山々にお出かけ。年に数回は関東甲信越まで愛車で遠征します。

ついでに温泉やら観光やら、何かしら旅の雰囲気も味わいながら、一歩一歩、ゆっくりと山の頂きをめざします。

10連休は九州遠征〜久住山 赤川荘コース〜

 

 

九州の山旅、2座目は久住山へ。九重なのか久住なのか...百名山としては九重山なんですね。「九重山」は一帯の総称で、主峰が久住山、その中で最も高いのが中岳、というイメージ?中岳は九州本土最高峰だとか。

 

1.行 程

<日帰り>2019年5月2日(木) 6:25〜11:30(休憩含む)

 

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活動距離 7.6km
高低差 732m
累積標高上り/下り 935m / 926m

2.体力・技術の目安

★★★☆☆

晴天、眺望よし

 

3.主な装備

  自 分♂ 相 棒♀
ザック OMM CLASIC32 サコッシュ(吉田カバン)
スポルティバ トランゴ キューブ スポルティバ トランゴ キューブ
アウター 上下: 上下:
その他 サングラス、デジカメ(オリンパスE-PL7)、、行動食

4.山旅の記録です 

 

キャンプ場からすぐで、なんとなくすいていそうな赤川荘から。駐車している車はなく、よしよし、予想的中。天気は良く、軽装で出発です。

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登山道は祖母山に比べて歩きやすく、あゆみも軽快です。

なかなか特徴的な山容。

 

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ほんの一部だけど、やはり足元は火山灰なのか、ぬかるんでいるところも。関西の山とは異なり、粘土質な感じです。

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扇ケ鼻分岐まで来ると、牧の戸方面からの登山客で一気に賑やかに。

星生山を左手に見ながら平坦な道を進み、やがて久住山避難小屋への下りとなります。

 

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避難小屋からは中岳はパスしてイチロ久住山へ。ちょっと霞んでいたけど、高度感があって眺望もよくて爽快!

山頂ではカロリーメイトをたべてひと休み。

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赤川荘への下りでは途中に木道もあり、歩きやすい。

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駐車場に着いてから赤川温泉で汗を流して、本日の山行、無事終了。

登山道は歩きやすいし、温泉もすごく気持ちよかったし、人が少なくてほんとにラッキーな感じでした!

 

 

10連休は九州遠征〜祖母山 神原コース〜

 

 

10連休は仕事の合間を縫って九州へ遠征。東北に行こうと思っていたけど、天気予報を睨んで前日に決断。ひたすら西へ向かいました。

九州の百名山は昨年に開聞岳と霧島岳に登ったので、今度は九州本土の残り三山をめざすことに。といっても、阿蘇山は立ち入り禁止ですね。

前日夜、関西をたち、翌朝大分へ入って別府温泉など観光して大分市内に宿泊、翌朝(5/1)ホテルを出てまずは祖母山へ。

 

1.行 程

<日帰り>2019年5月1日(水) 7:50〜15:20(休憩含む)

 

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活動距離 8.0km
高低差 1071m
累積標高上り/下り 1097m / 1087m

2.体力・技術の目安

★★★☆☆

霧雨で足元悪く、ペース上がらず

 

3.主な装備

  自 分♂ 相 棒♀
ザック OMM CLASIC32 モンベル チャチャパック40
スポルティバ トランゴ キューブ スポルティバ トランゴ キューブ
アウター 上下:モンベル ストームクルーザー 上下:モンベル ストームクルーザー
その他 サングラス、デジカメ(オリンパスE-PL7)、昼食(コメ、焼肉)、行動食

4.山旅の記録です 

 

大分市内から車で1時間半ほど走り、神原コースの駐車場へ。林道は道幅狭く、路面のコンディションはあまり良くないものの、大きな支障はなし。

さて、準備して出発です。

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五合目小屋へ

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登り始めは曇り空だったものの、途中から霧雨状態になって上下カッパとザックカバーのフル装備。
五合目小屋を過ぎてしばらくすると、足元がぬかるみ状態に。火山灰かな?粘土質なので、よくまぁ滑ること!

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すべるすべる...

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視界もあまりなく、足元が悪いのでペースも上がらず、ゆっくりと登ります。

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農作業中ですか!?

3時間近くかかって、ようやく国観峠に着いて一休み。ここの直下が一番の難所だったかも。お昼のご飯用に、ジップロックのお米に水を浸して再スタート。

僕らを追い抜いていく中には足元がきれいな人たちもいて、歩きのテクニックの違いか、それともコースの違いか...などと悩みながら、九合目小屋付近を通過。登りでも下りでも小屋に気づかなかった。

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視界がほとんどない...

悪戦苦闘しながら、3時間50分ほどかかって山頂到着。コースタイムより時間かかりました。

視界がほとんどない。覚悟はしていたけど、なんとも残念。

さっさとご飯を炊く準備をして、神戸から持ってきたお肉で焼肉!さすがに解凍されてたけど、きっと大丈夫!(以前、木曽駒では常温に戻ってたお肉で焼肉してひどい目にあったけど、今回はまだ解凍されて間もない感じだった)

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お、おいしい!

このフライパン、ユニフレームのちびパンですが、いい働きをします。

他にアルミのフライパンも持っているけど、こいつが一番美味しく焼ける!

ザックが重くなっても持っていく価値アリなんです。

これでだいぶ体力・気力を回復しました。

下りでは、登るときに心配したほどではなかったものの、慎重に歩いて2時間半で下山、ほぼコースタイムどおりでした。

駐車場に靴などの洗い場があったので、翌日に備えてサッパリきれいに。

 

翌日はいよいよ久住山。

実は宿泊地を決めてなくて、車中泊でもいいやと思いつつ、ドタキャン狙いでネット検索し、阿蘇の三愛レストハウスをゲット!ここでオートキャンプです(といっても山岳テントですが)。

 

雪山シーズン終盤!?鳥取から登る氷ノ山

 

今年、すくなくとも関西は暖冬だ、体感的に。2月だと言うのに寒くない。むしろあったかい。雪が溶けてしまう...気持ちが焦って、とりあえず氷ノ山に行ってきました。

えーっと、以前も書いた気がしますが、氷ノ山は兵庫の山と思われがちですが、鳥取県との境にあります。兵庫県の最高峰であり、鳥取県では大山に次ぐ第二の高峰であります。

 

1.行 程

<日帰り>2019年2月24日(日) 9:40〜13:30(休憩30分ふくむ)

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活動距離 7.7km
高低差 723m
累積標高上り/下り 457m / 863m

2.体力・技術の目安

★★☆☆☆

無風快晴!

 

3.主な装備

  自 分♂ 相 棒♀
ザック OMM CLASSIC32 マムート28
マムート Magic Guide Hight GTX スポルティバ ネパールエボGTX
アイゼン カジタックス LXB-12 グリベル エアーテック
グローブ ショーワ 防寒テムレス+インナー 同左
アウター 上:ファイントラック ニュウモラップ
下:
上:パタゴニア ナノエアフーディ
下:
その他 サングラス、デジカメ(オリンパスE-PL7)、昼食(カップヌードル)、行動食

4.山旅の記録です 

 

うーん、目がかゆい。花粉症だ。春が近づいてきた。

今年は雪解けが早い気がして、せかされるように氷ノ山へ。

鳥取県側からだと、わかさ氷ノ山スキー場でリフトを使い、およそ1200mのところまで登れてしまいます。

8:30ごろにスキー場に着き、600円払って駐車。スキー場までの道路にはすでに雪はなく、安心して運転できます。

パノラマコースのチケット売り場で、最上部までの片道チケット(@500円)を買い、登山届けを出します。

スキーヤーに混じってリフトに乗り、最上部へ。間違えて途中で降りないようにしましょう。登山者もちらほら見かけます。

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一度乗り継ぎがあります

まずは斜面をザクザク登ります。この日、午前は雪質が硬く、下手にワカンをつけたもんだから歩きにくいのなんの。アイゼンだけ、またはアイゼンなくても良かったくらい。

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雪の状況は時期によってまちまち

斜面を30分ほど登って林間を抜けると、雪原のように開けた丘陵地に出ます。

今日は快晴!雪の氷ノ山は3度目だけど、過去最高の眺望です。

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なんと大山まで綺麗に見える!

と言うことは?鳥取県のほぼ全域が視界に入ってるってこと⁈

ほんと、下界とは別世界のよう。

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大山、はるか西方でも存在感がある

でもホワイトアウトになったら方向が分かりにくいでしょうね。

緩やかな斜面を登り、まずは三の丸を目指します。

稜線に出ても雪質が硬めなので、ワカンは不要。なんとなく外すのが面倒で付けてたけど、足元が重いだけでした。

ゆっくり景色を楽しみながら歩き、稜線を20分ほど歩いて三の丸を通過し、今度は氷ノ山山頂をめざします。北東には扇ノ山も綺麗に見えます。

余談だけど、扇ノ山もいい山です。鳥取平野から見ると扇を広げたように見え、抜群の存在感。山頂からの眺望が良く、ブナ林もきれい。実は氷ノ山より馴染みがあったりして。

 

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扇ノ山の向こうには日本海が広がる

三の丸から山頂の避難小屋が見えますが、近くにあるようで意外に遠い。

三の丸からは小さなアップダウンを40分ほど歩き、最後にグッと登って山頂到着。

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雪上にいるとは思えないくらいポカポカ

扇ノ山を眺めながら、お昼はカップラーメンです。モンベルのボトルは本当に保温力があって、沸騰後5時間ほどたっても十分にそのまま使えます。

次は氷ノ山越をめざして、そこから鳥取県側へと下ります。

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山頂から先は、少しトレースが薄くなります。左手にゲレンデを見ながら、始めは広い尾根を下り、やがて痩せ尾根となります。一部トラバースする箇所では、木の枝があって歩きにくく感じるかもしれません。前方を歩いていたグループではロープで確保してもらっている人がいました。

 

途中、夏道にはない谷筋を下ることもできますが、この日は積雪量があまり多くなかったので、無理せず氷ノ山越からの下りにします。山頂から40分で到着。

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兵庫県側に下る人はここから右手へと進みます

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傾斜はちょっときつめ

氷ノ山越からの下りは、始め傾斜がきついけど、日中になると雪が柔らかくなっていて、滑落する危機感は感じず。

途中、シリセードに挑戦したけど、おしりがべちょべちょに...よく見たら、地面がでてきてるところがあるし、あぁ、春が近いんだなと実感。

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舗装路に出ると、アイゼンを外してスキー場まで歩くだけ。

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突然舗装路に出て、雪山歩きは終わりです

この日は天気が良く、本当に暖かかった。登山者もたくさんいて、中にはタンクトップ一枚で上がってきている人も。

でも今シーズン、大晦日の大山に始まって、まだ2ヶ月弱。

いやー、まだ1つ2つは登りたいな〜

雪山満喫!荒島岳

神戸からだと、日帰りはきついし一泊するほどでも…と踏ん切りがつかなかった百名山 荒島岳。

そうだ、雪山ならテント泊してちょうどいいかも!と、この度思い立って行ってきました。

そしてなんと、登り始めてすぐに「あ!テント忘れた❗️」と気づいて、我ながらびっくりの展開。ザックの中身を確認するまでもなく、テントを入れた記憶がない。部屋のあそこに置いたままだ...

相棒には半ば呆れられながらも、雪洞に挑戦できるかもかもしれませんね、と励まされてのスタートです。

 

1.行 程

<日帰り>2019年2月16日(土)  

活動距離 8.8km
高低差 1173m
累積標高上り/下り 1448m / 1453m

2.体力・技術の目安

★★★★☆

小雪まじりで視界不良

 

3.主な装備

  自 分♂
ザック モンベル エクスペディションパック70
マムート Magic Guide Hight GTX
アイゼン カジタックス LXB-12
グローブ ショーワ 防寒テムレス+インナー
アウター 上:モンベル ストームクルーザー
下:モンベル ライトアルパインパンツ
その他 寝袋(モンベル ダウンハガー800#0)、ダウン、シュラフマット、ワカン(モンベル ライトアルパインスノーポン)、ピッケル、バラクラバ、ダウン、ジェットボイル、デジカメ(オリンパスTG-5)、食料

 

4.山旅の記録です 

てんくらの予報では、まずまずかなと期待しつつ、勝原スキー場跡に駐車して曇天の中登山開始。

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駐車場には雪はなかったものの、ゲレンデ跡を登り始めてすぐに雪道となり、小雪?みぞれ?が降り始めてとりあえずR1の上にストームクルーザーを着込む。

視界はどんどんなくなり、シャクナゲ平に着く頃にはほとんどガスの中。

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しゃくなげ平 ちょっとした広場くらい

まずはカップラーメンで腹ごなしをした後、相棒が地面をならしてステラリッジ1を設営する間、そのすぐ下の斜面を目をつけて雪洞づくりに着手。

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雪を詰め込みながら湯を沸かします。さすがジェットボイルは早い

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なぜか低カロリーのカップヌードル

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この辺りがいいかな?上の方では相棒がテント設営中


そう、僕は山陰の出身なので、かまくら作りは子どもの頃からお手のモノ。モンベルのスコップでエッサエッサと掘り始め、30分ほどでまずはヒト一人入れるくらいの雪洞ができました。

いや、なかなか楽しい。災い転じて福となす、とはまさにこのことか?テント忘れてよかったのかも!?

かまくらの中は意外と温かくて静かで快適なのです。ただ、天井が崩れないかちょびっと心配…

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スコップ大活躍。枝がちょいちょい出てきますが気にしない

ちょうど正午になったので、作業はひとまずここで中断し、山頂をめざすことに。アイゼンを装着し、ストックからピッケルに持ち替えて気合を入れ直し。

シャクナゲ平からいったん下って、もちがかべに取り付きます。山と高原地図に注意マークが付いています。ガスが濃くなってほとんどホワイトアウトに近い状態。

しかも、ここがなかなかの斜度で、ラッセルの必要はないものの、トレースが風で消され、かすかな踏み跡とピンクのテープ、GPSを頼りにひたすら登ります。ザックも重く、結構キツイ。

クサリや階段があるらしいけど、雪で全くわからない。

アイゼンとピッケルのおかげでなんとか前荒島岳に到着。ここの直下は斜度のあるツルンとした雪面を直登するので、滑ると止まらないだろうなと一番気を使いました。

視界がないので、迷わないよう、雪庇を踏まないよう、ゆっくりと進んでなんとか山頂に。

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荒!

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全く眺望なし。この状況でもなんとか登れた!という自己満足のみ。

自分たちのトレースが消えないうちに下山します。稜線では、暴風とまではいかないけど、それなりに風があってすぐに自分たちのトレースも消えるので、帰りこそ迷わないように慎重に下ります。

途中、一度滑って手をつき、ずずっと落ちたものの、ピッケルを使ってなんとか停止。あとは順調に下ってシャクナゲ平に到着。

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なかなかピントが合わないと思えば、なんと保護フィルターにピントが合ってた!ある意味すごい

と、その時、相棒から体調が優れず、テン泊できそうにないと言われて、そのまま下山することに。

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すこしずつガスが切れ始め、白山の姿も。

作りかけの雪洞に少し未練があったものの、束の間のコーヒーブレイクの後さっと撤収して、アイゼンを履いたまま順調に下り、16:00過ぎに無事駐車場に到着。

 

眺望がなく、テント泊も次回に持ち越されたものの、雪洞づくりの練習ができたのと、冬の天気をたっぷり楽しんだということで、まずは満足。

 

日帰りできてしまったけど、帰りの運転では疲れと睡眠不足で眠い眠い。XVのクルーズコントロールとレーンキープ機能が大活躍(頼ってはダメなの、分かってるけど)。無事に家に帰り着いて、山行終了です。

 

雪はあったけど…伊吹山 

いつも、「てんくら」と「tenki.jp」の天気予報を参考にして山行きを決定するんですが、この度はどちらで見ても確かに快晴を期待できた。

ので、誠に勝手ながら、山頂から360度の眺望、琵琶湖を背景に中央アルプスや伊勢湾を眺めるつもりで行ったんですが!

7合目付近から上はずっとガスの中。

ま、しゃーないか。

 

 1.行 程

<日帰り>2019年2月12日(土)  

 

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活動距離 9.1km
高低差 1170m
累積標高上り/下り 1180m / 1167m

2.体力・技術の目安

★★★☆☆

7〜9合目までの直登はかなりの斜度

 

3.主な装備

  自 分♂ 相 棒♀
ザック OMM CLASSIC32 マムート28
マムート Magic Guide Hight GTX スポルティバ ネパールエボGTX
アイゼン カジタックス LXB-12 グリベル エアーテック
グローブ ショーワ 防寒テムレス+インナー 同左
アウター 上:モンベル ストームクルーザー
下:モンベル ライトアルパインパンツ
上:同左
下:ファイントラック シビロ
その他 ピッケル、バラクラバ、ゴーグル、毛糸の帽子、ダウン、ジェットボイル、デジカメ(オリンパスE-PL7)、昼食(カップヌードル)、行動食

4.山旅の記録です

伊吹山には夏も冬も何度も登ってて、常に思う。駐車場から1合目まで省きたい、と。もっと言えば、できたら3合目から登りたい、と。

運休中とされるゴンドラって、再開されることはないのだろうか...再開されたら、絶対に乗りますよ、ハイ。

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1合目。ここまででいつも靴が泥んこになる

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マムート(右)は今回デビュー!

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2合目ではまだまだ雪はなかったけど...

雪山は4回目ですが、今回が一番雪が多くて、2.5合目あたりから雪道。

無理せずにチェーンスパイクを装着。初めてでしたが、これがいい感じ!八ヶ岳に行った時に履いている人が多くて、この度準備しましたが、想像どおり使えるアイテムでした。

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モンベル チェーンスパイク あまり目立ちません

今までは5合目より上でアイゼンをつけていましたが、今回は3合目で装着。

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多くの方がここでアイゼンをつけていました。みなさん、きっと晴天を期待してきたんだろうなぁ…視界があったのは6合目まで。

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山頂は全然見えません。

そのうちきっと晴れるだろうと期待して歩きます。

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グリベルもご機嫌 足裏に雪はついていません

 

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6合目避難小屋 ここで小休憩

6合目の避難小屋が近づく頃には、かなり斜度がきつくなります。ストックを使っている人も多いですが、僕はピッケルを持ってきたので、この辺りから手に持って使う準備です。気温が低くないので、雪が柔らかく、踏み跡でないとズボッと刺さります。

だんだん斜度がきつくなって、ピッケルが活躍し始めます。

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そうそう、こんなシーンでも防寒テムレスはジャストミート。あたたくてグリップ力抜群。

 

夏冬通じてマム靴は初めてですが、足との相性は抜群で、足のどこにもストレスがかからない。けど、この急斜面ではさすがにかかとに負担がきて、アイゼンの前爪を使いながら登ります。登ってる!って感じのいい斜度です。木曽駒ケ岳の春山とよく似た感じがします。雪が柔らかいので、万一スリップしてもなんとか止まりそう(たぶん)。

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7合目あたりからずっとガスの中

9合目からはゆるやかな斜面となって、かわりに風がきつくなります。が、この日は風もさほどでもなく、フードなしでも耐えられます。

ガスの中なので、眺望は全くなし。

3時間半ほどで山頂到着。小屋の傍らでカップヌードルを食べ、そそくさと下山。毎度のことながら、モンベルのボトルの保温力の高さには恐れいります。沸騰6時間後でもそのままカップヌードルに注げます。

下りではスリップに注意しながら、登ってくる人を避けつつ慎重に下ります。

すると、9合目直下でワカンをつけている人がいて、大丈夫かなーと思いながら横を通り過ぎてしばらくすると、ザーッと上から音がして滑り落ちてくるじゃないですか!僕らの少し上でなんとか止まり、外すかと思いきや、そのままがんばって、新雪のところをザクザクと下って行きました。雪が緩いと、ワカンも使えないこともないんですね。僕は怖くて使えないけど、雪質しだいではアリなのか?んー

避難小屋まで降りると、斜度がゆるんで緊張も解け、視界も開けてリラックスモードになります。

3合目でアイゼンからチェーンスパイクに履き替え、そのまま駐車場へ。

泥のぬかるみもスパイクのおかげで滑ることなく順調にくだり、山頂から2時間少々で駐車場到着!

駐車場と1合目の間が夏も冬も足場が悪いので、駐車場付近に靴の洗い場があります。ここで丁寧に汚れを落とすと、あとが楽。備え付けの洗車用ブラシでゴシゴシ洗えます。

いつも寄る「あねがわ温泉」で汗を流し、家に帰って無事登山終了です。

快晴の八ヶ岳(硫黄岳)! 

ようやく、計画どおりの雪山。

冬の八ヶ岳は初めてなので、道路の積雪状況が想像しにくかったけど、結論から言うと予定どおり美濃戸の赤岳山荘に駐車。

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想像していたよりずっと雪は少なかった

美濃戸口から先がどうか不安だったものの、ほとんど雪はなく、凍土にうっすらと圧雪のコーティングがされた状態。XVはスタッドレスを履いているので、あっけないほど楽々と登りました。初めてX-MODEなるものをオン。帰りの下りではググッと自動でブレーキがかかり、このX–MODEが作動しているのが分かる分かる。

気のせいか、駐車場にはフォレスターやXV、エクストレイルなどがやたら目立ってました。

1.行 程

<日帰り>2019年1月12日(土) 〜1月13日(日)  

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活動距離 13.6km
高低差 1080m
累積標高上り/下り 1098m / 1086m

2.体力・技術の目安

★★★☆☆

特に難所なし

 

3.主な装備

  自 分♂ 相 棒♀
ザック モンベル 40L モンベル チャチャパック40L
モンベル アルパインクルーザー2800 スポルティバ ネパールエボGTX
アイゼン カジタックス LXB-12 グリベル エアーテック
グローブ ショーワ 防寒テムレス+インナー 同左
アウター 上:モンベル ストームクルーザー
下:モンベル ライトアルパインパンツ
上:同左
下:ファイントラック シビロ
その他 バラクラバ、ゴーグル、毛糸の帽子、ダウン、ジェットボイル、デジカメ(オリンパスE-PL7)、行動食、着替え

4.山旅の記録です

 

おそらく、例年より積雪が少ないのでは?よほど大山の方が雪が多かった。

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10:00出発。駐車場から歩き始めたものの、土が露出しているところが多く、正直なところ雪山ムードがもひとつ。林道が終わって橋を渡ってトレイルになると、さすがに雪が増えて、なんとなくアイゼンをどこかで履こうかなという雰囲気になります。

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川面が凍ってる!

さすがに気温は低いので、横を流れる川の水面が一部凍っているではありませんか!氷がかぶさるために、川の流れる音がこもっているので、見て聞いておもしろい。

結局、アイゼン小屋まではかずじまい。スリップすることなく、13:00無事に到着です。相棒は病み上がり+僕は年末からずっと偏頭痛、無理せず登ろうとのんびり歩きましたが、おかげで汗をかかなかったので、小屋で着替える必要もない。いや、実は山登りで汗をかかなかったがなかったので、妙に新鮮な気分。大山だってザックが重かったから一合目から汗だくだったし…汗かかないっていいな。汗かきって損だな。

 

今夜は赤岳鉱泉でお泊まり。個室を予約していたけど、客が多いということで大部屋に。大部屋なんて10年ぶり。こたつに足を入れて寝るスタイル、布団も羽毛かな?軽くて暖かくてとっても快適でした。

自炊室でお昼を軽く食べ、「風の谷のナウシカ」を読みながらダラーっと3、4時間。これ読むの、30年ぶりくらい?

17:00からの夕食では、期待したステーキではなくて魚と豚シャブでだったけど、まぁ贅沢なことです。こんな山奥で魚が食べられるなんて。小屋泊ではこの食事が大きなアドバンテージですね。自分で作るメシもいいけど、小屋メシもまたイイ。

おかわりして、すこしのんびりして、19:00就寝。といいつつ、朝メシはお弁当をお願いしたので、ふっと目が覚めた20:00頃に弁当を受け取り、再び就寝。

翌朝は4:00起床、自炊室でお弁当を食べて、アイゼンをはき、ピッケルを持って、5:00出発です。

泊まり客は前日に登った人が多かったのか、この時間に出発する人は意外と少なく、硫黄岳に向かうのは僕らだけ。気温はマイナス7度で、無風だったし思うほど寒くありません。

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夜明け前の赤岳・阿弥陀岳

夜が明ける頃になると、高度も上がって視界がひらけてきました。

やや!今日は快晴!?

こんな景色を求めてここまで来たんだった。

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赤岩ノ頭より北アルプス方面

林間では無風だったものの、さすがに赤岩ノ頭に出るとそこそこの風があり、バラクラバの出番です。

それにしても空気が澄んでいるから遠くまでよく見えること!北アルプスから乗鞍岳、御岳山、南アルプスなどなど一望です。

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硫黄岳への登りの途中でご来光

そして東側は綺麗な雲海。雲海にも影ができるもんなんですね。

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山頂の気温は推定マイナス10度。プロトレックの温度計がなぜか表示されず、もしかしてマイナス10度を下回ったら表示できないのか?とちょっぴり不信感。

ひとしきり風景を楽しんで、今度来るときは横岳、赤岳へ縦走しようと誓い、下山開始です。

赤岩ノ頭から硫黄岳山頂までは少しルートを探しましたが、あとは迷うようなところ、危険な箇所はなく、本で雪山初心者にオススメ、とあるのも納得です。

ただ、雪山は天候次第で状況が一変するので、そこだけ。

小屋でカロリーメイトを食べて、アイゼンをはいたまま再び下山開始。

林道になっても氷が張ってる箇所があるので、相棒は最後まではいたまま(実は途中で外して、2度も見事に尻もちをついた…)。

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グリベル、八ヶ岳デビュー

 相棒はスポルティバの靴との相性がいいみたいで、ネパールエボGTXも歩きやすいそう。ところが、僕はモンベルのアルパインクルーザーとの相性が悪くて、夏用の2500も、冬用の2800も、どうもダメ。そもそも2500が辛くてトランゴ キューブ買ったのに、安めの値段につられて2800を買ったことがジャッジミス!大山も今回も途中で足が痛くなってどうにもこうにも。。ローカットの靴はいいのになぁ。

やはり靴は性能よりも足との相性が大切でんな。

雪山シーズン到来!大晦日の伯耆大山 

 

1.行 程

<日帰り>2018年12月31日(月)  7:30〜12:10  4時間40分

 

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活動距離 6.04km
高低差 927m
累積標高上り/下り 924m / 935m

2.体力・技術の目安

★★★☆☆

 

3.主な装備

ザック:モンベル エクスペディションパック70

靴:モンベル アルパインクルーザー2800

その他: アイゼン(カジタックス LXF-12) / ストック(モンベル フォールディングポール)/ バラクラバ / グローブ(ショーワ 防寒テムレス、モンベル ウィックロン)

持って行っただけ:テント一式(エスパース マキシムナノ)/ ジェットボイル / 寝袋(モンベル ダウンハガー800#0)/ ダウン(TNF)/ ゴーグル / ワカン(モンベル ライトアルパインスノーポン)

4.山旅の記録です

年末に寒波到来。

そろそろ雪山でのテント泊に挑戦したくて、エイッとヘリテージのテント、エスパース マキシムナノ2〜3人用を購入。雪山でも使えるコンパクトなテントはないか研究した結果、品切れで買えないものもあって、これに決定。

身近なところでまずはお試しと、氷ノ山か大山を計画したんですが、家族の反対にあってテント泊はあえなく断念。せめて気分だけでも味わおうとテント一式は背負うだけ背負ったのでした。

さて、寒波のおかげ?で、大山の夏山登山口の積雪は十分。

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スバルXVには11月からスタッドレスタイヤをはかせていたので、準備も万端。大山寺の手前あたりから圧雪になったものの、(もちろん)難なく登ってモンベル大山店横の橋を渡った左手の駐車場に駐車。

着いたのは朝の7時過ぎだったんですが、もう残り2、3台くらいのスペースしかなかったので、ギリギリだった感じでした。ちなみに駐車料金は1,000円。値上がりした?

さっそく、アイゼン以外の装備を身につけて出発です。

いったん道路に出てすぐに左手から登り始め。傾斜が緩いので、アイゼンは背負ったままです。

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パタゴニアのウールのアンダーにモンベルのフリース、カッパを着ていたんですが、一合目でもう汗ダラダラ。視界はないものの、林間ではほぼ無風で気温もさほど低くなく、グローブも防寒テムレス+インナーで十分。

トレースもしっかりとあります。ありがとうございます。

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順調に高度を稼いで六合目の避難小屋でアイゼンを装着。

いつも思うけど、アイゼンを付けるポイントって個人差が大きいですね。大山は途中で岩が露出しているところもないので、始めからつけるのもアリです。ツワモノだと、山頂まで無しで登れるかもしれません。俺はアイゼンなんてはかねーぜって人はそのポリシーを守れるかもしれません。

 七合目あたりまで来ると森林限界を超えるので、さすがに風が強まりますが、冬の大山にしちゃ、ぜんぜん(だと思う)。

ずっとガスがかかっていたので、視界は数メートルほどでほとんどなく、眺望は全くなかったんですが、ある意味天候には恵まれたと言えるかな。

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山頂の避難小屋でクラッカーとスープでお昼ご飯にして、休憩もそこそこに、そそくさと降りたのでした。

まずは雪山の雰囲気を味わったところで、さて、テント泊はいつできるかな〜