秋の曽爾高原 金色のススキに包まれて
1.行 程
<日帰り>2018年11月3日(土) 15:50〜18:30 まったりと2時間40分
活動距離 | 2km |
高低差 | 175m |
累積標高上り/下り | 195m / 151m |
2.体力・技術の目安
★☆☆☆☆
3.主な装備
ザック:モンベル40L
その他:ジェットボイル / サコッシュ / メスティン / ちびパン/ デジカメ(オリンパス E-PL7)
4.山旅の記録です
快晴。この度は山登りというより、高原の周遊です。
曽爾高原はなんども来ていますが、夕暮れ時に行くのは初めて。
午後からだと、さほど渋滞はしていないだろうと思ったものの、駐車場に入るのに約40分待ち。夕暮れに行く人もやはり多いんですね。
入り口から、亀山を目指してすぐに右手から登り始めます。
紅葉は少し色づき始めた程度。もう少ししたら綺麗になるんでしょうね。紅葉を期待してきたわけではないので、おまけな感じです。
すぐに視界がパッと開けます。最近、野焼きしたんですね。
いわゆる順光で撮ると、この時期この時間、影が長く映ります。
ちょうど、ススキの背景に夕日が来るので、夕暮れ時は秋の風情に染まります。
反時計周りだと、はじめにアップダウンがあります。ぱっと見迫力がありそうですが、そうでもなく、小さい子でも手を引いてもらって楽しそうに歩いていました。
夕日のはかなさが秋の深まりを引き立てます。
露出はアンダーにして撮っています。
金色のススキの穂。
夕日に向かってカメラを構えてる人の多いこと!
スマホでも綺麗に撮れますが、E-PLだと露出補正ができるので、こんな時は特に重宝します。
シルエットを狙ってみました。
あちこちに一眼デジカメを持ってる人がいましたが、露出を補正して色々な写真が撮れるので、こういうシチュエーションは楽しいですよね〜
三脚は必須です。
池のほとりの広場でご飯を炊き、スパムを焼きながらスープも作って夕食。そしてまったりとコーヒーブレイクです。ほぼ真っ暗なので、ヘッドライトとスマホのライトが頼り。
ヘッドライトがあちこちに見えて、暗くなってからも人が多いのがわかります。
夜空も綺麗だったので、星空を見に来ている人も多いのかもしれません。久しぶりに天の川も見えました。
星空も撮りたかった!
岡山・毛無山(ケナシガセンと読む)で地図読みの練習と紅葉を楽しむ!
最近、山登りの時はスマホのGPSに頼りっぱなし。昔は常に地図を片手に持ってたのに、車を運転するときのナビと同じですね。便利なものに頼ると、カンが失われていくのがわかります。
ということで、某イベントの地図読み講習会に参加して、今日は岡山県の毛無山に登ってきました。山陰って、大山や氷ノ山など、山を「ヤマ」や「サン」ではなく「セン」とよむところが多いんですが、ここもそうらしく、ケナシヤマではなく、ケナシガセンと読むらしい。
今シーズンの鬱憤を晴らすような快晴、大山(ダイセン)の向こうに弓ヶ浜半島や日本海が綺麗に見えました。
1.行 程
<日帰り>2018年10月21日(日) 5時間20分(休憩60分含む)
ビジターセンター 9:20 → 11:20 9合目(昼食)11:50 → 12:00 毛無山 12:30 → 13:30 白馬山 → 14:40 ビジターセンター ||
活動距離 | 6.2km |
高低差 | 517m |
累積標高上り/下り | 543m / 551m |
2.体力・技術の目安
★★☆☆☆
3.主な装備
ザック:コロンビア25L、OMM Phantom 25CL
靴:スポルティバ トランゴ TRK
その他:ジェットボイル / 地形図「美作新庄」/コンパス / サコッシュ / カレーメシ / デジカメ(オリンパス E-PL7、TG-5)
4.山旅の記録です
周回コースを時計回り。白馬山からの下りが急勾配なので、反時計回りでもいいと思います。
独立峰はその山を見るための山登りも楽しいもので、去年は富士山を見るために三つ峠山に登りましたが、大山を見る山も大平山など周辺にたくさんあります。
といいつつ、今回登った毛無山は知らなかった(汗)
地図読み講座に参加したおかげでこの山を知ることができ、しかも快晴!紅葉もまずまずで、大山を見る山としても楽しめる、とてもいい山でした。
ハゲ山と呼ばれる山は全国各地にあると思いますが、この毛無、と言うドキッとする名前も由来は同じで、山頂付近には高木がなく、麓から見るとハゲているように見えるからだとか。
家から2時間半ほど走り、集合場所の毛無山ビジターセンターに9時前に到着。
美作新庄の地形図とコンパスは今回必須です。ガイドさんに教えてもらって、まずはビジターセンターで地形図に磁北線を書き込み、総勢8人で、9時過ぎに出発です。
磁北線って、ナニ?
そう、コンパスが指す「北」は北極から西へ少しずれているために、それを示すための線なのです。コンパスを使うときには必須で、自分で測って書き込みます。いつも使っている山と高原地図にも、磁北線は2018年度版から記載されているようです。
僕が思うこの山の特徴は、
①地図とコンパスを使う練習にもってこいの周回コースがある
②山頂の眺望がよく、広い
③普通に歩けば3〜4時間ほどで歩けるほど良い高さ・距離・時間
今回は頻繁に立ち止まって地図と地形を見比べながら歩いたので、少々時間がかかりました。
登山口の気温は8度と寒かったんですが、太陽を浴びると心地よい暖かさです。この時期になると虫もいなくて、ほんとにここちよい日和。
紅葉の最盛期まではあと1〜2週間といったところかな。
この山、岡山県なので僕の守備範囲に入ってないというのもありますが、人も多すぎず、ちょっと穴場的な山かな、という印象。でもトレイルはしっかりとあります。
お昼は9合目で、手早くカレーメシ。ガイドさんからコーヒーと栗をいただきました。
山頂から見た大山の南璧。北壁は鳥取県側から見慣れているけど、このアングルはあまり見た記憶がありません。裾野が広く、堂々とした山容です。ここからだと、大山の背景に日本海や弓ヶ浜半島まで見えて、なかなかの絶景です。ここまで見えることは滅多にないとのこと。
ここ、毛無山の山頂は岡山県と鳥取県の県境にありますから、鳥取県西部をほぼ一望に見ていることになります。
左(西)に見える街が米子市で、米子から見ると大山は伯耆富士と呼ばれる美しい姿に見えます。どこから見てもいい山です。
山頂では、白馬山を題材に山座同定のワザを学びました。本で読んでもなかなかピンとこなかったんですが、実地で学ぶとよく理解できます。
毛無山から地形図を見ながら歩いて、約1時間で白馬山(ハクバヤマ)に到着。
この夏、北アルプスの白馬に行く計画が台風で飛びましたが、まぁよしとしよう。ハクバというからには、冬にはここにも雪が積もるのでしょうか?
ここからひたすら下り。なかなか斜度がきつく、地形も特徴が少なく読みにくいですが、等高線をじっくり見ることで、小さなピークやコルなどいろいろな発見ができました。
きのこの木?
ほぼ予定通りの時刻に下山。もう一度山座同定の復習をして無事、講座の終了となりました。
忘れないうちに、今度は六甲山で復習しなきゃ!
武奈ヶ岳 !青ガレからコヤマノ岳経由で
最近は奈良の山に登ってきたので、たまには気分転換?で、滋賀の名峰、武奈ヶ岳へ。手元の本では上級者向けとされているコースですが、少しアレンジ。
標高は1214m、そう高くはないものの、なかなか登りごたえがあっていい山です。
1.行 程
<日帰り>2018年10月6日(日) 5時間40分(休憩1時間30分除く)
イン谷口駐車場 6:50 → 8:20 金糞峠 → 9:35 コヤマノ岳 → 10:00 武奈ヶ岳(休憩30分) 10:30 → 11:10 八雲が原(昼食)12:10 → 12:40 北比良峠 → 13:50 イン谷口駐車場 ||
活動距離 | 9.9km |
高低差 | 883m |
累積標高上り/下り | 1016m / 1008m |
2.体力・技術の目安
★★★☆☆
3.主な装備
ザック:モンベル 40L、OMM Phantom 25CL
靴:スポルティバ トランゴ キューブ
その他:ジェットボイル / プリムス ウルトラバーナー /メスティン / ユニフレーム ちびパン / シェラカップ / テーブル・イス / デジカメ(オリンパス E-PL7、TG-5)
4.山旅の記録です
滋賀県って、琵琶湖のイメージが強いですが、山もいいところがたくさんあります。
百名山の伊吹山のほか、この度行った武奈ヶ岳は二百名山、ほかに三百名山の蓬莱山や比叡山などなど。金勝(こんぜ)アルプスという奇岩が面白い山もあります。どの山からも琵琶湖が見下ろせて、絶景が楽しめます。
天気さえ良ければね。
というわけで、この度は台風が早めに遠ざかったおかげで晴天を期待しましたが、むむ...残念。下山後に天気が回復したようです。1日早かった!
家から2時間ほどでイン谷口駐車場に到着。
インターを下りて北へ向かうと、まもなく道が細くなって、もうひとふんばりすると視界が開けて駐車場が出てきます。左手には古いですがトイレがあります。
いつものようにそそくさと靴を履いて荷物を整理。
駐車場の標高は329m、気温は20℃、霧。
いつか晴れると期待して出発です。
かなり湿度が高く、歩き始めてすぐに汗が出てきます。
沢の右岸をしばらく登りますが、やはり台風(大雨?)の影響で、一部土砂崩れしていました。
ここの沢って、堰堤が面白い。こんなのがたくさんありました。もちろん、僕は土木の知識はまったくありませんが、六甲山系の堰堤でこんなのは見たことがない。すごい重みが加わっていると思いますが、頑丈にできているんですねぇ。
大山口分岐を左手に進み、金糞峠をめざします。ちなみに「金糞」は「かなくそ」と読みます。せめて「きんぷん」とでも読むなら「金粉」と頭で変換するだろうに。。かなりインパクトのある名前です。
分岐から30分ほど歩いて沢を右手(左岸)へ渡ると、そこから青ガレと呼ばれるガレ場となります。大小の岩がゴロゴロの急登です。
難しくはないんですが、こんな急登が約1時間続きます。
坂の上に雲、じゃない、樹林の切れ目が見えてきたら、そこが金糞峠。そこをめがけてもう一踏ん張り。
なにか匂いのするものが落ちてるんじゃないかと、思わず足元を確認してしまいます。
ここから少し下ると開けたところに出て沢を渡ります。まもなく右手(北)への分岐点があり、コヤマノ岳をめざします。真っすぐ行くとヨキトウゲ谷から中峠、ワサビ峠となりますが、この度はちょっと違うルート。ここの分岐点がわかりにくくて、ヤマップのGPSでアタリをつけながら見つけました。かすかな踏み跡と、わかりにくいけどテープがありました。
5〜60mほど一気に登るといったんゆるやかになり、小刻みに登ったり下ったりしながら歩いて、しばらくすると再び登りとなります。
ここも台風の影響があちこちにあって、大きな木が根こそぎ倒れていたり、途中で折れていたりと、台風の凄まじさを感じます。
たまーに晴れ間がでるものの、基本ずっと霧というか、雲の中というか、視界が開けません。
コヤマノ岳からはいったん下っていよいよ武奈ヶ岳への登り。
青ガレほどではないものの、ちょっと手も使いながらぐいぐい登ります。さほど緯度は高くないものの、1000m越えるとあまり大木は見当たらない感じ。
稜線に出ると、もう山頂はすぐそこ。
山頂は開けていて、眼下に広がっているであろう琵琶湖は、心眼で見ます。きっと遠くまで見えるんだろうなぁ。伊吹山も見えるんだろうなぁ。日本海も見えるのかな?
と思いながら、とりあえず自作のトレイルバーとともにコーヒーブレイク。おいしいし、カロリーもあるので、行動食にもってこいです。
30分ほどのんびりして、お腹の虫がおさまったところで、今度は八雲が原を最短ルートでめざします。コヤマノ分岐は過ぎてその次の分岐から八雲が原へ向かいます。
すこしルートがわかりにくくて、ここでもGPSの出番です。とても便利なんだけど、これに頼ってばかりでいいのかなぁ。いや、よくないに決まってる。
かつてゲレンデだったと思われるところをひたすら下ると、八雲が原に出ます。
ベンチの横に大きな石があって、これをテーブルがわりにお昼です。
今日は焼肉!北アルプスに持って行こうと思って冷凍してたけど、今季は台風やらなんやらで結局行けずじまい。もうたべちゃえ!と持ってきました。
いや〜、最高に美味しかった!けど...近くで食べてた方には、さぞかしご迷惑だったことでしょう。ごめんなさい。
ここからは北比良峠を経由して、ダケ道から大山口に向かって下ります。
登りと違って、下りのルートは歩きやすい。時折日差しが出てきて、嬉しいようなくやしいような...
大山口まで下りると、駐車場まであとわずか。
この度も怪我することなく無事に下山できました。
下山後の恒例の温泉は、比良とぴあ。
登山のあとの温泉は格別です。
最近は温泉に入る前に運動しないと、なんかもったいない気がします。
この日は時間があったのと、翌日が祝日で気持ちの余裕があったので、帰りに宇治によってきました。
さて、どこでしょう?
そう、平等院ですね!
六甲縦走(西部半縦走)塩屋から市ケ原へ 22km
連休なか日、天気も良さそうなので、トレーニングがてら六甲縦走を半分だけしてきました。縦走路を塩屋から宝塚へ向かう西部なので、いくつかの山の登り下りが連続するルートです。宝塚から一気に六甲山頂まで登る東部発と、どちらからがしんどいんでしょう?
行 程
<日帰り>2018年9月23日(日)7時間50分(休憩はちょこちょこ)
塩屋駅 5:00 → 5:30 旗振山→6:20栂尾山→6:35横尾山→6:45須磨アルプス→7:00東山→8:10高取山→10:00菊水山→11:15鍋蓋山→11:45大龍寺→12:20布引ダム→12:40布引滝→12:50新神戸駅
活動距離 | 21.8km |
高低差 | 472m |
累積標高上り/下り | 1396m / 1355m |
これらの山の中で一番高い山が鍋蓋山486m。高さとしては大したことないんですけどね。登り下りを繰り返すと足へのダメージが蓄積されて、運動した気分に心から浸れます。
体力・技術の目安
★★★☆☆
主な装備
ザック:モンベル クロスランナー15
靴:TNFエンデュラスハイクミッド/モンベル タイオガブーツ
その他:ハイドレーションお茶2L、行動食、グローブ、ストック、デジカメ(オリンパスE-PL7、TG-5)
山旅の記録です
六甲山系の西南端、塩屋駅から縦走開始。
秋分の日ともなれば夜明けは遅く、旗振山付近まで登った頃にようやく日の出です。須磨海岸がとてもきれい。対岸の大阪の山々が見えます。
鉄拐山(237m)より。
縦走するとき、この鉄拐山は巻道通ってとばす人も多いです。でも眺望は抜群。
鉄拐山から高倉山(おらが山)へ歩き、そこから高倉台へ下りて(オールド)ニュータウンを歩きます。ここにはスーパーマーケットがあり、飲料など補給できます。ちなみに郵便局と銀行もありますが、コンビニはありません。
歩道橋を超えて突き当たりを左へ山道を行くと、やがて右手にながーい階段が現れます。348段、ひたすら登るのみ!
ここを登りきって振り返ると、歩いてきた山の向こうに明石海峡大橋が見えます。
さて、階段登って栂尾山を過ぎ、横尾山(312m)まで登り基調。横尾山には二等三角点があります。ここから5、6分下ると、まず鎖場が出てきます。もう5分ほど下って視界が開けたら、そこが須磨アルプス・馬の背。
六甲全山縦走大会では、どうしても鎖場や馬の背の通過に時間がかかるので、大渋滞が起きるんですよね〜
少し登り返して東山からは妙法寺駅の方へと下ります。住宅地に出ると、「六甲全山縦走路」の標識を目印に舗装路を歩きます。
少し寄り道になるけど、地下鉄の駅がすぐそばにあって、ショッピングモールでトイレや補給ができます。
左へ右へいくつか曲がって10分ほど歩くと、高速道路の上を越えて、地下鉄の下をくぐって(マニアのポイント)、妙法寺の横を通って道路の登りにさしかかります。この近くにも郵便局やコンビニがあります。
歩道の狭い道路を200mくらい登ったところで、右に入る全縦の標識があります。
標識に忠実に沿って歩き、住宅地の横から山道になり、公園を右折して下るといよいよ高取山への取り付きです。
30分ほどで山頂付近の神社の下に着き、平坦な道を歩きます。神域ということで、走ることは禁止されています。山頂からのくだりは参道になってて、石段が整備されています。茶屋を過ぎると、今度はトイレのある広場から南東方向へと下り、長田区の住宅地へと入ります。
自販機でお茶を補給。標識に注意しながらしばらく住宅地を歩きます。ここの舗装歩きが結構長く、また標識に注意しないと迷いやすいところです。
神戸電鉄の鵯越駅までたどり着けば、再び山道へと入ります。ここからしばらく自販機がないので、水分に不安があればここで補給しておきましょう。
この日はハイカーもさることながら、トレイルランナーの多いこと。ソロからペア、グループまでさまざま。本当に増えたなぁと実感します。女性も多くて、しんどそうにしながらもよくがんばっていました。
鵯越駅からのトレイルも、いったん舗装路をまたぎますので、標識に注意しておきましょう。
水道施設があって、トイレが使えます。縦走路上にはこのあとおよそ9キロ、市ケ原までありません。
神戸電鉄とおさらばすると、今度は菊水山の取り付き。結構な急登です。我慢して登ります。途中、暗い階段が出てくると、だいたい半分。歩きにくくはないけど、斜度があって登りごたえがあります。40分ほどで大きな電波塔のある山頂へ。
ここでザックを下ろして休憩です。トレイルバーとカロリーメイトを食べました。結構暑くて、汗も相当な量。顔が汗の塩分でザラザラです。ここはサッと切り上げて、今度は下りにかかります。
菊水山の下りあたりから、21号台風の爪痕を感じ始めました。一部崩れて、巻道が作られていたり、倒木が目立ったり。でもさすがにハイカーが多いおかげで、トレイル上はきれいに整備され、今までどおり歩きやすい。感謝です。
有馬街道近くまで下り、吊り橋を渡ると間髪入れずに今度は鍋蓋山への登りです。菊水の登りより斜度を感じます。ここも我慢の登り。さすがに膝が痛み出してペースが落ちます。相棒も足やら膝やらの痛みに無言で耐えています。
鍋蓋山(486m)がこの日の最高地点。
ここから東側へは、細かいアップを含みながらゆるく長く下ります。
大龍寺には自販機があります。ここで一息。
舗装路となって、約1キロほどの下り。結構長い。
なんかいい匂いがしてきた、と思えば、市ケ原に到着!ちょうどお昼時で、お弁当食べてる人、BBQしてる人、川遊びしてる子、大勢いました。茶屋に上がってトイレ休憩。今日の縦走はここまで。
摩耶山まで行けば立派な半縦走だけど、体力・気力・食料の都合で新神戸へ下ります。
布引ダムを過ぎ、布引の滝を通り、あっという間に新神戸駅。つまり、新神戸駅の山側には、すぐに滝があったりダムがあったりするんですよ〜。南を見れば、市街地の向こうはすぐに神戸港です。
8時間近く、20キロ以上歩いて、もうヘトヘト。何よりお腹がすいた!相棒もほんとによくがんばりました。
かつては、もっと余裕を持って全縦を歩いたり走ったりしてたのに、今はかなり厳しいだろうな…(涙)。
新神戸駅近くのお気に入りの定食屋さんで、ハラミ定食をペロリ。消費した3,300kcalを1/3ほど取り戻し、本日はめでたく終了!
薊岳・明神平周回コース 薊岳山頂から林道へ最短の下りに挑戦!
個人的に奈良の山が流行ってて、今回も奈良県・三重県境にある、いわゆる台高山脈・薊岳です。山と渓谷社が出している本を見るまでは、正直知らなかった。標高が1,406mと、そこそこ高く、登りごたえがありそうです。薊岳から駐車場へ最短ルートで下りました。
1.行 程
<日帰り>2018年9月16日(日) 5時間30分(休憩1時間15分除く)
大又林道駐車場 7:20 → 9:00 あしび山荘 (ちょっと道迷い)→ 9:20 前山 → 10:35 薊岳(雄岳) → 10:55 下り分岐点(昼食)12:10 → 13:50 林道 → 14:05 駐車場 ||
活動距離 | 9.84km |
高低差 | 792m |
累積標高上り/下り | 902m / 934m |
2.体力・技術の目安
★★★☆☆
3.主な装備
ザック:コロンビア20L、OMM Phantom 25CL(new!)
靴:スポルティバ トランゴ TRK / モンベル タイオガブーツ
その他:ジェットボイル 1.5Lクッキングポット / プリムス ウルトラバナー /メスティン / シェラカップ / ケトル / コーヒーミル / テーブル・イス / デジカメ(オリンパス E-PL7、TG-5)
4.山旅の記録です
台高山脈の中央部に位置する薊岳。霊仙山や藤原岳など鈴鹿山脈に行ってみたいんですが、出会った人や本やブログで盛んにヒルが多いと言われていますので、もうしばらく辛抱。薊岳は真夏でも涼しそうだと思って、以前から候補にしていましたが、この連休を利用して登ってきました。
ここも結論から言いますと、
下りがしんどかった!
ということです。
というのも、薊岳を少し北に戻った分岐点から、林道へ下る最短ルートを選んだのが
原因です。バリエーションルートですね。普通に、登って来た同じ道を使って明神平経由で下れば、おそらく平和な山だったことでしょう。
と言っても、天気予報では晴れだったはずが、終始霧に包まれて展望がほとんどなかったので、この下りがいい刺激、というか思い出になったかも。
このルートは本には載っていなかったものの、ヤマップに乗っていたからちょっとした冒険心で選びました。地形図をみれば分かるとおり、分岐点からの下りは尾根筋をひたすら下るルートです。あらかじめハードな道だろうと覚悟はしていたので、まぁ期待通り?
家から3時間ほどで大又林道駐車場に到着。
ここに着く前に、「やはた温泉」が目に入り、帰り用にチェック。大又集落を過ぎると、舗装はされているものの、状態が少し荒れた林道っぽい雰囲気になります。道端に七滝八壺(日本遺産!)というところがあって、思わず寄ってしまいました。
スローシャッターで水の動きを流してみました。
駐車場の標高は700m、気温は23℃、霧。
最近涼しいから驚きませんが、湿度の高さを感じます。
靴を履いて背負う荷物を整理して、7:20さっそく登山開始です。
駐車場はまだすいていました。
しばらく舗装路を歩きます。倒木やら落石やら、台風の爪痕が残っています。
話はそれますが、このOMMは薊岳がデビューです。
OMMは、Original Mountain Marathon の略で、山岳マラソン用のブランドで、軽くて背負いやすく、体と一体感があります。もうしばらく使ってみて、山道具ブログで紹介するつもりです。
話がそれたついでに。
この度はなぜかシェラカップの収まりが悪く、色々と収納の仕方を考えました。
シェラカップにもいろんなタイプがありますが、持ち手はたためないのが一般的なようです。もちろん僕が持っているのもそうで、随分と長い間使ってきましたが、いつもザックの中にしまいづらいなと感じて来ました。
今回は少し発想を変えて、OMMの後ろのネットに入れてみると、これがけっこう具合がいい。他のザックにも、だいたい左右にストックやボトルなどを入れるポケットがついていますから、ここに入れておくといいかもしれません。
湧き水があれば、さっと取り出せて使えます。何をいまさら、という話ですが、自分的にちょっとした発見でした。
さて、話を戻します。
駐車場から15分ほど歩くとゲートがあります。
もう少し歩くと、林道から登山道へと雰囲気が変わって、標高を上げていきます。
沢を何度か渡りますが、ゴロゴロ岩でなかなか楽しい。
予想どおり石や岩、木の根などが濡れているので、こんなコンディションこそモンベルのタイオガブーツ。相棒はこのトレイルグリッパーには絶対の信頼を寄せているようです。
僕はいつものようにトランゴ TRK。フィット感抜群!
樹林帯では風もなく、ずっとガスがかかっていて、光も弱々しく薄暗い。
遠くで聞こえるサーという音は雨音か沢の音か。
パラ、パラと降ってくる雫も、葉っぱの水滴なのか雨なのか分からない。
すっかり盛夏の陽気さが消えて、もの寂しい鬱々とした湿り気が漂います。
九十九折りの登山道をしばらく歩くと、やがてなだらかになります。
9:00ちょうど、明神平につきました。あしび山荘がまず目につきます。
ここで一面開けたせいか、進む方向を間違えて10分ほどウロウロと道迷い。霧で視界がないと分からなくなるもんですね。
この明神平、まるでゲレンデのようだなと思いつつ登りましたが、やはりかつてはスキー場だったようです。
霧がかっていて神秘的な雰囲気でしたが、なかなかその空気感を伝えられません。
9:20、前山山頂付近に到着。18.5度ですが、湿度が高いせいで寒さは感じません。
な、なんと!気が根こそぎ倒されてる!
こんな姿で根こそぎ倒されているの、初めてみました。
21号台風はほんとすごかったからなぁ。
実はこの後も、こんな倒木をあちこちで見ました。
根元を観察してみると、この稜線付近は地盤がすぐに岩になってて、根が縦ではなく左右に広がるために、土ごとこのように倒されたみたいです。そこそこ大きな木ですから、尋常ではない暴風が吹いたんでしょう。すごい力です。
倒木だけでなく、大小の枝がトレイル上に散乱しています。すれ違う人も数人しかいなくて、荒涼として静寂。そんな山域です。
前山からは、少し下って登り返しがあるものの、なだらかなトレイルが続きます。
1時間ほど歩くと、今日予定している下山ルートへの分岐をすぎ、そこから5、6分歩いて、勾配のきつくなった登りをえいっえいっと登って山頂到着。
残念ながら、霧でほとんど視界なし。心の目で周りを見渡します。
山頂は食事できるスペースがないので、分岐点まで下りて昼食の準備。
今日のお昼は洋風炊き込みご飯と豚汁です。
1.5Lのクッキングポットで豚汁を作りながら、メスティンでご飯を炊きます。
今日のご飯にベーコンとトマトを入れ、炊き上がってからチーズをのせて出来上がり!
美味しそうでしょ?塩を少し足してからいただきました。
この頃から少し霧が切れてきて、ようやく風景が見えてきました。
さて、いよいよ下りです。
標識はなく、ヤマップの地図が頼りです。地形を見ながら慎重に下り始めます。踏み跡はほとんどありませんが、いちおう、目印のテープはあります。
単純に尾根をそのまま下りるルートなので、迷いはしなさそうですが、等高線を見て想像していたとおり、なかなかの激坂。目印のテープを見ながら下る、というより、尾根伝いを下る先にテープがある、という感じ。霧で視界がなければ、間隔が広いので次のテープを見つけられないかもしれません。
踏み跡らしきものはほとんどないために、まず地形を見ながら下り、ヤマップとテープで答え合わせをする感覚です。下り始めた箇所は樹林帯で写真のような雰囲気でしたが、下るにつれて荒れた山肌となります。
林道まであと高低差でだいたい100m、という地点からは、特に斜度がきつく、地面も荒れ荒れの状態。石も岩も木の根も、安易に踏んだり掴んだりすると、簡単に転がったり崩れたりして全く信用できません。人が入らない所を踏むって、こんなに大変なんや、と妙に実感しながらも、滑り落ちないよう慎重に慎重に下って、下り始めから1時間40分ほどでようやく林道に合流!
いやー、期待どおり、いや期待以上のハードワークだったな。
相棒もブツブツ泣き言を言いながらも、もちろん無事に下山。でもかなり足にきている模様。翌日以降は筋肉痛が襲ってきそうです。
ほとんどバリエーションルートでしたね。というか、台風の影響で道が荒れて踏み跡も消えたのかな?目印のテープは最後まであったので、歩かれているはずのコースですが、体力的にも地図読み練習的にも、いいトレーニングとなりました。
眺望がなかった引き換えに、いいお土産?ということで。
氷ノ山シャワークライミング 初心者にオススメ!@鳥取
三峰山から1日おいて、今度は鳥取県若桜町諸鹿渓谷でのシャワークライミングです。
氷ノ山って、兵庫県の山と思われがちですが、実は鳥取県との県境にあって、兵庫県では最高峰、鳥取県では第2の高峰なんです、はい。
鳥取県側の氷ノ山登山口近くに、「響の森」といって、氷ノ山を舞台に四季折々様々なイベントをしている施設があります。
わかさ氷ノ山スキー場の周辺には、響きの森のほか、宿泊施設の「氷太くん」、キャンプ場などがあって、ひそかな高原リゾート地帯。MTBやトレランにもバッチリ!
棚田も美しく、風景もいいのに…なんせわかさ氷ノ山は知名度が低い(のがいいのかな?)
去年は半日コースのイベントに参加しましたが、今年はちょびっとステップアップして、1日コースのガイドを個別にお願いしました。
ところで、シャワークライミングって、なんとなくハードルが高そうだと思いませんか?
まずルートが分からないし、なんとなく危険も多そう。濡れるから専用ウェアなどの装備もいるんじゃないの?などなど。
そう、いちおう専用の装備がいります。
が、響の森でガイドを頼むと、レンタル品を用意してくれます。1日コースだとレンタル費込みで7,000円也。
レンタルしてくれるのは、モンベルのネオプレン上下と、シャワークライミング用の靴(モンベル サワートレッカー)、ライフジャケット、ヘルメット、ハーネスなど。危険箇所ではロープで補助してくれるので、やってみようという初心者にはもってこい。子ども用サイズもあります。
アンダーウェアやザックは自前で用意します。
あいにく(?)、この日は気温はさほど高くなくて、たまに雨がパラパラする天気。
寒いんじゃないかと心配しましたが、さすがに着込んでるから寒さはほとんど感じずじまいでした。
若桜町の諸鹿渓谷は、「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれ、溶岩石でできた岩や、諸鹿七滝と称される滝々の景観が約10キロ続いているそうです。
今回の1日コースでは、七滝のうち「出合滝」をめざします。
1.所要時間
<日帰り>2018年8月29日(火)
9:00〜15:00 約6時間(休憩込み)
2.体力・技術の目安
★★☆☆☆
3.主な装備
ザック:モンベル クロスランナー15
ウェア:アンダー(モンベル アクアボディシャツ・タイツ)、水着、SHOWAライトグリップ
その他:レンタル品、デジカメ(オリンパス TG-5)、ジップロックに入れたおにぎり、カッパ上(防寒用)
4.記録です
道の駅で集合した後、諸鹿谷を車で移動します。
スタート地点まで国道29号から約10分。ウェアなどを着用して谷に下り、沢へ入ります。
程よい冷たさで気持ちいい!
まずは腰からひざ下が浸かるイメージ。
もちろんウェアの中に浸水します。いったん浸かってしまえば、体温ですぐに温かくなります。
ゴロゴロとした沢をジャブジャブと溯上します。
足がつかなくて泳ぐところも。ライフジャケットのおかげで楽チン。
ヒキガエル君のお見送り「みんな、気を付けて行ってらっしゃい〜」
ガイドさんが上と下で確保してくれています。
SHOWAのライトグリップは、シャワークライミングでも大活躍。三点支持を守って慎重に登っていきます。
怖そうに見えるかな〜
ハーネスとロープを使う箇所は、ここ一箇所だけでした。
手前の沢は足がつかないので、泳いで渡って岩にとりつきます。泳ぎや岩そのものは難しくないんですが、泳ぎ付いてからこの岩に足をかけるのがちょっと...(足が短いから?)
はじめの一歩二歩をクリアすればあとはカンタン!
またまたヒキガエル。 指が動きそうだけど、微動だにしません。完全に岩になっています。ちなみに、カンタンにつかめます。つかまれても暴れません。置いても、飛び跳ねて逃げたりしません。だって、ボク岩ですから。
12時ちょうどくらいにお昼休憩。おにぎりはジップロックに入れて、さらにSEA TO SUMMITのドライサックに入れていたので、ちゃんと防水されていました。
あ、ちなみにiPhone7、水着のポケットに入れていましたが、さすが防水仕様、全く問題なし(僕のはね!)
30分ほどで再出発です。
ゴルジュとなっている箇所があり、両岸は切り立った崖。でも沢は深いところはそうはなくて、泳ぐところは2箇所ほど。
カツラの木の落ち葉は、お菓子のようなあま〜い香りがします。落ち葉になってから香りが出てくるそうですが、それはなんで?なんのために?自問するも想像できない...ガイドさんに聞きゃよかった。
ひたすら遡上して、13:30ごろ今日の目的地、出合滝に到着です!
その名のとおり、二つの滝の出会いの場です。
滝ツボって、てっきり深いものだと思っていたけど、ここは全然深くない。つまり滝の真下が通れるんです。ほら!このとおり!!
猛烈な水圧。ライフジャケットにあたる水の轟音が箱庭に響く!
まさに禊(みそぎ)です。
ひたすら滝に打たれて十分に味わったあとは、元のルートを下ります。
斜度はかなりゆるいものの、普段の山道なら下りは早いけど、沢ではなかなかそうもいきません。
進む方向と水の流れる方向が同じなので、足を流れに取られないよう気を付けながら進みます。
1時間ほど下ると、林道に上がれるポイントがあるので、そこで沢ともおさらば。林道を10分ほど歩いてスタート地点の車に到着。めでたくゴールです。
今回はガイドさん2人と、私たちを含めて5人の参加者、みな存分に楽しんで無事終了!
いやー、夏はやっぱシャワークライミングが最高だ!!
真夏でも涼しい低山vol.2 三峰山
お盆過ぎても暑い!家にいる間中、エアコンを切る間がありません。
ということで、関西の山で涼を求める第2弾!奈良県•三重県境の三峰山(1,235m)です。
1.行 程
<日帰り>2018年8月26日(日) 3時間50分(休憩除く)
みつえ青少年旅行村駐車場 7:30 → 9:00 三畝峠 → 9:10 三峰山 → 9:20 八丁平(ブランチ)10:40 → 10:47 三畝峠 → 11:15 新道峠 → 12:15 キャンプ場 → 12:20 駐車場 ||
2.体力・技術の目安
★★☆☆☆
3.主な装備
ザック:コロンビア20L、マムート20L
靴:スポルティバ トランゴ TRK
その他:ケトル /コーヒーミル /ジェットボイル / テーブル・イス/ デジカメ(オリンパス TG-5)
4.山旅の記録です
300名山の三峰山、この度初めてお邪魔しました。
結論から言うと、
トレイルが気持ちいい!眺望もいい!そして涼しい!!
我ながらグッドチョイスでした。
薊岳に行くつもりだったけど、家を出るのが少し遅くなったので、もうちょっと気軽に登れる山にしようと、急遽こちらに。
家から2時間半ほどでみつえ青少年旅行村の駐車場に到着、駐車場の標高は550mとそこそこあるおかげで、気温は23.2℃。
7:30さっそく登山開始です。
少し歩くと、登山口があるので、左に曲がります。
登り尾登山口
こういう日帰り低山にはコレ!
スポルティバのトランゴTRKです。
僕にとっては、相性が一番いい登山靴。靴の中で足の指が小さくグッパーできるくらいの余裕があります。にもかかわらず、左右にブレず、下りでも指先に負担がかからないのです。
思うに、靴は足型と靴下とインソールの三点を合わせる必要があります。この靴は靴下も選びません。
ちなみに、インソールはスーパーフィートの黒(一番アーチの低いタイプ)を使っています。
ソールはビブラムで、まずまずのグリップ力。手を使う岩場さえなければ、ほぼどこでもいけます。ただし、背負うザックは40Lまでが無難。
樹林帯では少し湿度が上がって蒸し蒸し感じますが、不快なほどではありません。
二人で涼しいね〜と言いながら機嫌よく歩みを進めます。
土と石と木の根が、なんというか、登山道らしいバランスです。
ただし、先週の台風の影響でしょうか、青い葉っぱのついた枝があちこちに散乱していて、緑の香り(草の匂い)が漂っていました。
三峰山にはなんども登っているという三重県の方曰く、この山は三重県からも奈良県からも登りやすく、しかも夏は涼しいとのこと。まったくの同感です。山頂は狭いから、少し下った八丁平で休憩すると良いとのこと。ハイ、承知しました。
9時ちょうどに三畝峠着、ここからはなだらかなトレイルになります。
林間をハイクする感じで、とても気持ちのいいコース。まさしくマイナスイオンのシャワー!
峠から歩いて10分ほどで山頂です。
見晴らしが抜群!
右手の山は倶留尊山、その左下は曽爾高原。
左に見えるのはみつえ高原牧場とのこと。Geographicaは位置関係の把握に使ってます。
山頂もそこそこ広いと感じたんですが、助言のとおり、とりあえず八丁平をめざして下ります。
樹林帯を抜けると、視界がパッと開けて、なんとまぁ!気持ちのいい高原に出ました。
なるほど、確かにここは広くてのびのびできる!
ここはあまり日陰がないんだけど、不思議なくらい、直射日光に暑さを感じない。気温23度。
タープ持ってきて昼寝したい!空気が爽やか!
さっそく、めちゃくちゃ早いですがお昼です!というかブランチ?
テーブルとイスをゴソゴソ取り出して居場所づくり。お湯はジェットボイルであっという間に湧きます。
このカレーメシは最近のお気に入りで、お昼にあまり時間をかけたくない時にはコレ。ささっとできます。
そしてカレーメシの後はコーヒーブレイク。
ケトルで再びお湯を沸かし、コーヒー豆をゴリゴリ挽いて、贅沢なひととき。
この豆はアイスコーヒー用なので、結構濃いめに出ます。相当深煎りなんでしょうね。
1時間半ほどここで過ごして、10:40惜しみつつも八丁平を後にします。
(17:00から大阪でコンサートがあったもので...)
新道峠をめざします。この道もずっと歩きやすいトレイルですが、やはり台風の爪痕が随所に。
結構大きな木もザクっと折れていたり、根こそぎ倒されたり。あーこわ。
新道峠(11:15)から30分ほど下ると、舗装路に出ました。
ここからまだしばらく歩くけど、舗装路に出ると、トレッキングも終わってしまったように感じました。ひたすら下ります。
気温はどんどん上がって、キャンプ場に着くと32℃に。
すっかり真夏の世界に戻ってしまいました。
それにしても、歩きやすくて涼しくていい山。
今度は冬に来たいな。